2019年3月18日月曜日

DMSOを使った癌治療

絶えず新しい抗がん剤が造られ、いかにもこれを使えば癌が治ると云う様なことを云われ、癌患者さん達はこれで自分の命が救われると喜びますが、結果は従来通りで結局のところダメと云う事の繰り返しで、今の所癌を治せる薬は無いのが現状です。
 現在行われている一般的な「癌」治療は、三大療法と云われる“手術”・“放射線”・“抗がん剤”によるものです。“放射線”は東京電力の原発事故による放射線被害からも分かる様に、「癌細胞」が殺されるより、「正常細胞」がむしろ「癌化」されるので、かえって“死期”が早まる事になるのです。次に“抗がん剤”治療では、「癌細胞」が死滅するよりもまず、新陳代謝が盛んな臓器である“十二指腸粘膜”や“骨髄細胞”・“毛根細胞”が先に打撃を受け障害されるので、“食欲不振”・“嘔気”・“白血球減少”・“脱毛”などの副作用がでるのです。
 「癌細胞」は自身の代謝異常により、特殊なタンパクが出来、このタンパク
が細胞膜を覆い、その結果“免疫細胞”が「癌細胞」を認識できにくくなるので、
免疫治療は全く意味をなしません。この様に従来より行われている治療法では、
「癌」を治すどころかかえって死期を早める結果になるのです。
 当院に相談に来られる患者さんは、現代医学ではなすべきことは全てしていてそれ以上する治療法がないか、または抗がん剤の副作用がひどく後は死を待つのみと云う方達です。
 抗がん剤治療ではなく、それらに替わる代替・補助療法、たとえば高濃度ビタミンCの点滴療法や、自分のリンパ球を使う免疫療法などを受けられる癌患者さんがおられますが、いずれも効果は殆どありません。たしかに抗がん剤を使うよりもQOL(生活の質)はよいし、多少の延命は可能かもしれませんが、結局はお亡くなりになる。これが厳粛な事実です。
  当院で行っている代替・補完療法は、アメリカで約40年以前より行われている“セシウム”及び“DMSO”を使用する治療法です。この方法は約40年前に、キース・ブリューワー博士により考案された方法で、動物実験でも臨床試験でもハッキリとした効果が認められています。彼は世界のある地域では、癌の発症が非常に少ない又は殆どない事から、それらの地域の何が「癌」を予防しているのかを調べたのです。するとそれらの地域の土壌には、高濃度の“セシウム”や“ルビジウム”と云うミネラルが高濃度に含まれている事がわかりました。その地域の水を飲んだり調理に使ったり、その地域で育つ野草を食べたりすれば、当然“セシウム”や“ルビジウム”を摂取する事が出来ます。
 ドイツのノーベル賞受賞者ワールブルグ博士は、「癌細胞」は正常な細胞とは違った方法でエネルギーを得ている事を証明しました。正常な細胞では、“インスリン”により“ブドウ糖”が細胞内に取り込まれ、まず嫌気性解糖(酸素を使わない醗酵と云う過程)により“ピルビン酸”にまで代謝され、ついで“ミトコンドリア”と呼ばれる“エネルギー生産器官”に運び込まれます。この時細胞内がアルカリ性でないとエネルギーを作る事は出来ません。“ミトコンドリア”に運び込まれた“ピルビン酸”は、“アセト酢酸”を経て“酸素”を使った“酸化的リン酸化”により順次“エネルギー”が造られるのです(TCAサイクル)。この様にして作り出された“エネルギー”を利用し、色々な代謝活動が行われています。
「正常細胞」が何らかの原因で癌化すると、“酸素”は細胞を通過する(膜輸送)事が出来なくなり「細胞内」は“低酸素状態”となります。この様な状態になると、“ミトコンドリア”での“エネルギー生産”は出来なくなり、代謝活動が低下します。残された“エネルギー生産”方法は、無酸素状態でも出来る“醗酵”と云う方法に頼らざるを得なくなるのです。この時に出来る副産物が乳酸で、結果的に細胞は酸性状態となり、遺伝子(DNA,RNA)に変性が生じ、細胞の無節制な増殖と云う結果を導くのです。ここで非常に重要なポイントは、発酵という“エネルギー生産“方法は、細胞内がアルカリ性であれば起こり得ません。普通、健康な細胞はpHが7.35~7.45で「癌細胞」とは正反対の、ややアルカリ性の環境にあります。したがって、「癌細胞」を破壊=死滅させるには、細胞内をアルカリ性にしてやればいいと云うことで、きわめて単純・明快な原理です。
 そこで、自然界に存在するミネラルの中でアルカリ性が最も強く、しかも「がん細胞」に親和性のある“セシウム”を投与し、「癌細胞」内をアルカリ性に変えるのです。「癌細胞」内がpH8.0以上になると、せいぜい数日のうちに「癌細胞」は死滅します。また“セシウム療法”を行うときは、DMSOを併用すれば一層の効果が見込まれます。DMSOは木材から紙パルプを作る際に出来る副産物で、1866年にロシアの化学者Alexander Zaytsevにより発見されました。無臭で透明な液体で、人体に対して全く無害であるうえ、最大の特徴として皮膚・粘膜・細胞膜を容易に通過する事、さらに「癌細胞」膜を容易に通過できることを、1960年代初頭にオレゴン健康科学大学医学部のスタンレー・ヤコブ博士が多くの研究・実験で証明しました。DMSOの膜組織透過能力は、70%~90%の濃度溶液が最も効果的である事が証明されています。これ等の事実に加え、DMSOは他の薬剤――例えば“抗がん剤”――と結合し易く一緒に癌細胞膜を通過し、抗癌剤を「癌細胞」内にだけ運び込みます。だから、抗癌剤による副作用は全くないのです。ただし、DMSOの唯一の難点は、皮膚に対する刺激性ですが、当院独自の方法でこの難点を克服しています。

2016年11月17日木曜日

重炭酸ソーダー(重曹又はベーキングパウダー)を使った「癌」治療

 「癌」は遺伝子の異常により起きる病気ではなく、オットー・ワールブルグ博士が提唱されている様に、ミトコンドリア(発電装置)の異常によるものです(ノーベル賞受賞、1931年)。私たちの身体は、ミトコンドリアが作り出す電気エネルギーによって機能しています。ミトコンドリアには最初から、発電機能が低下すると自然に死滅する様なプログラムが組み込まれています(アポトーシスと呼んでいる)。何らかの理由で自然死が起こらなくなると、効率の悪い(低エネルギー)細胞として残ってしまうので、生命活動に必要なエネルギーを作り出す為に細胞の数量を増やす事により対処しようとします。この状態を「癌」と呼んでいます。
 自然死が起こらない原因は”環境因子・化学薬品など”色々考えられますが、細胞内環境が酸性状態になる事が大きいでしょう。細胞内液が酸性になると、酸素が溶けにくくなり”低酸素状態”となります。
低酸素状態になるとオットー・ワールブルグ博士が証明して見せた様に、「癌」が発生します。”糖”=”炭水化物”は、”脂肪”が不足した時の代用燃料として、ミトコンドリアで発電燃料として使われます。
ただし、”ブドウ糖”を燃料として使う場合は、使い易い形にまで加工しなければなりませんが、この際副産物として乳酸を生じます。乳酸は賛成ですから、細胞内は当然酸性となります。また、ミトコンドリアが古くなり効率が悪くなると、折角加工した発電材料も使われなくなり、ピルビン酸と云う最終産物まで余り、細胞内は益々酸性となります。
 酸性状態となっつた”癌細胞内”をアルカリ性に戻し、酸素を沢山溶け込ませれば”癌”は生きる事が出来なくなります。身体に特に害がなく、入手しやすいのが”重炭酸ナトリウム”です。一般に「癌細胞」はpH=酸性度が、8.0とアルカリ性になれば、生存することが出来なくなり死滅してしまいます。
重炭酸ナトリウムは”メイロン”と呼ばれる静脈注射薬として、メニエール病や蕁麻疹・中毒症治療などに使われています。現在世界中で、重炭酸ナトリウムを使った「癌」治療が行われています。

2016年11月12日土曜日

DMSO(ジメチルスルホキシド)を使った癌治療法

 1953年以来、木材業界の副産物であるジメチル・スルホキシド Dimethyl sulfoxide (DMSO) は、民生品の溶剤として使用されてきました。ポートランド州オレゴン健康科学大学の臓器移植計画の研究の長のスタンリー・ヤコブ博士 (Stanley Jacob) によると、DMSOが持つ多種多様な薬剤特性の強力な証拠を提供する40,000を上回る化学反応に関する記事が学術誌に掲載されています。世界中では、その臨床における意味について11,000ほどの記事が書かれています。カナダ、イギリス、ドイツ、日本を含む世界125の国で、痛み、炎症、強皮症、間質性膀胱炎、頭蓋内圧上昇、関節炎を含むいろいろな病気にそれを処方しています。
しかしながら、アメリカにおいてはFDA (Food and Drug Administration、食品医薬品局) が臓器移植の際の臓器保存剤としてか、または間質性膀胱炎治療にのみ許可されています。
 薬剤としてのDMSOの論争の歴史はスタンリー・ヤコブ博士がオレゴン健康科学大学の臓器移植計画の長であった1961年に始まりました。臓器の保存剤としての可能性を調べているうちに、彼は、すぐにそれが支障なく皮膚に素早く深くしみこむことを発見しました。彼はそれに非常に興味をそそられたのです。その時以来DMSOは彼の生涯をかけた研究課題となったのです。
 ニュース・メディアはいち早く彼の発見を発表しました。リポーター、製薬会社、さまざまな病気に苦しんでいる患者たちが、そのニュースに飛びつくのに時間は掛かりませんでした。なぜなら、それは患者たちが処方箋なしで、自己服用できる工業用の製品だったからです。早い時期から一般の人達が非常に強い関心を示したが為に、ヤコブ博士やまた後日FDAが、実験を観察し安全かつ制御された使用をする能力の妨げとなり、DMSOについて主流医学界の印象を悪くしたのかもしれません。
 仮にDMSOがヤコブ博士や他の医師の主張する薬用効果が半分の可能性しか無いとしても、なぜそれは今だアメリカにおいて医療用として認知されない薬剤(sidelines of medicine)なのでしょうか。
「それは、丸い穴に押し込まれる四角い杭である」とヤコブ博士は述べています。と云うのも、ひとつの病気に効くひとつの薬を探すものではなく、多種多様な病気に効果があると云うことを云い現わしているのです。 DMSOは現代のアスピリンです。もしアスピリンが今発見されているなら、それはDMSOと同じ問題を持つことになるでしょう。 仮に、誰かがあなたに白い小さな錠剤を渡し、飲みなさい、頭痛は止み、熱は下がり、脳卒中や主要な心臓疾患を防ぎますと言います。どう思いますか。
 他の人々は、DMSOの主要な副作用に言及しています。 服用直後のニンニクに類似した妙な口臭、また皮膚を通して用いた場合でさえ発する妙な臭い。 確かにこの臭いは、効力を証明する為の二重盲検法を困難にします。何故なら、特有な臭いのためにどちらに偽薬が使われているか直ぐに分かるからです。
 オレゴン州ポートランド科学技術協会会長で、1960年代と1970年代にヤコブ博士を援助したロンドンの大学からのテリー・ブリストル博士 (Terry Bristol) のように、ある人はDMSOの臭いは市場における販売を困難にするとして製薬会社を遠ざけたかもしれないと思っています。とはいえ、まずいことに通常高額の費用のかかるFDAの認可を得る臨床試験をしても、製薬会社でDMSOの特許権を取得できる会社はひとつもない現実が主要な関心事でした。加えてブリストル氏は、DMSOの広範な特性が、製薬会社が既に販売している、あるいは開発している多くの薬と競合することになるだろうと述べています。
 DMSOについて6つの製薬会社が臨床試験を開始しました。1965年11月にアイルランドの婦人がDMSOと幾つかの他の薬を服用後にアレルギー反応により死亡しました。その婦人の正確な原因は確定されていないにもかかわらず、報道機関は死因はDMSOによると報じました。2ヵ月後FDAは、その婦人の死と、人間に処方されるよりも何倍も多い量を与えられたある試験用動物の目のレンズの変化を引き合いに出してアメリカにおける臨床試験を中止しました。 
 その後20数年に及ぶ数多くの研究や人体研究において、DMSOによる死亡例や人間の目の変化の論文や主張もありません。しかしながら、それ以来FDAは、7つの臨床試験実施申請を拒否してきました。そして唯一、間質性膀胱炎に関する研究のみ認可し、その後1978年にDMSOの処方箋による間質性膀胱炎治療のみが認められたのです。
 DMSO活用及び閉鎖性頭部外傷の権威であるアルバカーキのニューメキシコ医科大学の脳外科及び生理学の教授ジャック・デ・ラ・トリー博士 (Jack de la Torre) は、数年前FDAはDMSOはある種のインチキ薬剤であると見なして多少けんか腰になっていると述べています。自分のほとんど知らない化合物に公然と先入観を示す人々がいます。とはいえFDAの新管理部によりちょっとした変化がありました。FDAは最近、デ・ラ・トリー博士の閉鎖性頭部外傷の分野におけるDMSOの臨床試験実施許可を認めました。
 ヤコブ博士を感動させたDMSOの一番の特性は、膜組織を通過する能力でした。その特性はその後多数の研究者たちにより立証されています。DMSOの膜組織透過性能力は、90%溶液までその濃度に伴って変化します。70%から90%の溶液が皮膚の通過に最も効果的であることが分かりました。奇妙にも濃度が90%超えると浸透性能が低下します。膜組織の通過は低濃度で十分です。加えてDMSOは他の薬剤と一緒に膜組織を通過できます。DMSOは、硫化モルヒネ、ペニシリン、ステロイド、コーチゾンやある種の抗癌剤のような薬剤の、膜組織を透過させます。どの様な物質がDMSOと結合するかは、分子量、形、分子の電気化学特性によります。この特性はDMSOが皮膚浸透の際に生じる感染のリスクを低める新たなドラッグデリバリーシステムとなり得るでしょう。
 多分70%のDMSO水溶液は、話題の鎮痛剤として最も広く用いられてきました(70%DMSO、30%水)。 研究室での研究では、DMSOは末梢神経C繊維細胞を遮断することによって痛みを和らげることを示唆しています。幾例かの臨床試験で有効性が立証されていますが、1例はで効性が認められませんでした。やけど、切り傷、捻挫の治療にDMSOが使われましたが、いずれの場合も苦痛の除去は、ほとんど直ちに生じ、6時間ほど痛みのない状態が続いたと報告されています。
 アメリカ上院の1980年健康分科委員会の公聴会で、ヤコブ博士は、DMSOは人々の眼前で有効性を立証する事が出来る数少ない医薬品のひとつであると述べています。仮に腫れたくるぶしの捻挫の患者さんが委員会の前に現れるなら、DMSO治療により1時間以内に腫れが引くことを観察できます。他にそのような治療様式はありません。慢性的な痛みのある患者さんたちは、変化が生じるまでDMSOを6週間用いる必要があります。多くの人は、他の方法では得られない程の苦痛の軽減を報告しています。
 この様に、DMSOは皮膚・粘膜・細胞膜を容易に通過する能力があり、特に癌細胞に対する親和性が強く、抗癌剤を癌細胞にのみ運び込める唯一の薬剤で、特別な副作用が全くないので「癌治療」には優れた薬剤と云えるでしょう。

2016年9月3日土曜日

セシウムによる「癌」治療

 私のところに相談に来られる患者さんは、現代医学ではなすべきことは全部しました、もうこれ以上何もすることはできません、余命数ヶ月と宣託を受けられた人たちです。
 こういう患者さんに、いろいろなサプリメントや、あるいは大量のマルチビタミン剤、体を温めることにより免疫を賦活しても、もう遅すぎます。たいていの方は、宣託された期間よりも多少延命されますが、治癒することはまず不可能です。
 たしかに抗がん剤を使うよりもはるかにQOLはいいし、延命は可能かもしれませんが、それでも結局はお亡くなりになる。これが厳粛な事実です。
 しかし、最近、セシウムを使った療法が特にアメリカで使われだし、かなりの効果をあげることがわかってきました。末期でも約5割の完治が期待できるといわれています。そして、末期のがん性疼痛は2~3日で非常に軽減します。副作用はあっても下痢、口唇の周りの軽い痺れ、疲労感くらいです。このように、副作用もなく効果もあるため、抗がん剤、放射線、手術しかがん治療には認めないオーソドックスな医学界からは敵視されています。なぜなら、抗がん剤でぼろ儲けをしている巨大製薬会社の利益と真っ向から対立するからです。
 今からおよそ80年前、ドイツのオットー・ワールブルグは(1931年、1944年と2回ノーベル章受賞)がん細胞は正常な細胞とは違ったやりかたでエネルギーを得ていることを発見しました。正常な細胞膜では酸素が自由に細胞内に入り、そこでブドウ糖を燃焼させエネルギーを産生します。ところが、がん細胞では細胞内液が酸性のため酸素が中に入れないのです。そのため、がん細胞は酸素のない状態で、発酵というプロセスでブドウ糖からエネルギーを作り出します。その産物が乳酸です。この乳酸はDNA、RNAを破壊することにより、細胞の無節制な増殖を促します。この乳酸はがんによく付随する痛みの原因にもなるのです。そして、細胞内の酸化に拍車をかけます。
 ここで、非常に重要なポイントは、この発酵というエネルギー生産方法は細胞内がアルカリ性である健常細胞では起こりえないことです。普通、健康な細胞はpHが7.35~7.45という、ややアルカリ性の状態に保たれています。したがって、がん細胞を破壊するには細胞内をアルカリ性にしてやればいいということです。きわめて明快で単純な原理です。
 そこで、自然界に存在するものの中でアルカリ性が最も強く、がん細胞に親和性のあるセシウムを投与します。セシウムと言えば、普通、放射性同位体のセシウム137を思い浮かべ、ウラニウムやラジウムと同様に危険な感じを一般の人は持ちやすいものです。しかし、本来、セシウムは非常に安全な物質なのです。
 塩化セシウムによりがん細胞の中のpHが8以上になると、せいぜい数日の内にがん細胞は死滅します。このように、pHを高める療法なので、High pH Therapyともよびます。
 セシウム療法を行うときは、セシウムと一緒にDMSOという一種の有機溶剤を混ぜ、それを皮膚の柔らかい部分(たとえば太ももの内側)にスプレーします。DMSOとともに効率よくセシウムが吸収されます。また、DMSOは血液脳関門を通過しますので、特に脳腫瘍転移にはDMSOとの併用がすすめられます。

2016年6月23日木曜日

癌治療について

 クリニックではケトンダイエット(断糖で肉食)を中心とし、身体をアルカリ性に保つ為に色々なミネラル(マグネシウム・カリウム、亜鉛・カルシウム・セシウムやセレニウムなど)を服用し、遠赤外線サウナに入ったりして免疫力を高める他、“抗がん剤の副作用を限りなく0%にし、治療効果を100%発揮するDMSOを併用する補完療法”を取り入れています。
 DMSO(ジメチル・スルフォキサイド)とは、製紙原料になる木材パルプを生産する際に出来る副産物です。1866年ロシアの科学者アレキサンダー・ザイツェフにより見つけ出されました。この物質が医学の分野で注目を浴びる様になったのは、1960年代の初め頃オレゴン健康医科大学のスタンレイ・ヤコブ博士が、DMSOは容易に皮膚および臓器粘膜を傷つけることなく透過する働きを持ち、尚且つ臓器を凍結から守れる事を見出してからです。
 さらに博士は非常に難治な間質性膀胱炎に対し、下腹部にDMSOを塗布したり膀胱内にカテーテルを使って注入し治癒させる事に成功しています。これ等の結果を見て、1987年になり米国食品医薬品局(米国厚生省)もDMSOを間質性膀胱炎の治療に限定して使用する許可を与えました。
 またクローン病で耐え難い不快感に悩ませられる増悪期に、単にDMSOを下腹部に塗布するだけで症状が治まる事も証明されています。
 R.Webster Kehrは動物を使った研究で、DMSOは健康な細胞には影響を与えず癌細胞にだけ作用する事を見出しました。DMSOと抗がん剤を併用して癌治療を行っている医師がいますが、この場合は抗がん剤による副作用も全くなく、しかも抗がん剤の効果がほぼ100%得る事が出来るので、抗がん剤の使用量が少なくて済みます。DMSOは癌細胞膜にのみ作用し、膜の透過性を高め抗がん剤が細胞内に入り易くするからです。

2014年9月29日月曜日

旧石器時代ダイエット=Paleolithic Diet

 現在アメリカでポピュラーとなっている”Paleolithic Diet"=”前石器時代ダイエットとはどの様な
ダイエットでしょうか。我々人類の祖先が地球上に誕生して以来、1万年前までの約250万年の間、
狩猟により色々な動物、当初は小型動物を捕まえたり、死んだ大型動物の腐った肉を主食として食べ、野生の木の実や草の実を少し食べて進化・発展を遂げて来ました。この様な食生活を、パレオダイエット(前石器時代ダイエット)と呼んでおり、現在多くのアメリカ人が、健康で生活する為に必須のダイエットとして取り入れる様になって来たのです。
 先祖がどの様な物を食べていたのかは、遺跡から出土した骨に含まれる”タンパク”の構成要素である”アミノ酸”を調べれば分かります。人類の骨とライオンの骨を比べてみると、我々人類はほぼ肉食で、野菜などは少ししか食べていなかった事がわかります。我々人間の胃・腸には、野菜の食物繊維を消化する酵素はありません。したがって、野菜の繊維を糞便状にするためには、悪玉腸内細菌により、腐敗・発酵しなければなりません。腐敗・発酵によって発生した、毒ガス(悪臭の元)や毒素が、腸管壁を傷つけ、血管内に侵入し、全身を駆け巡って、色々な免疫異常(リウマチ・喘息・
クローン病・過敏性大腸炎など)が起きます。この腐敗・発酵の成長を止めようとして、腸管内の水分を減らそうとするのです。そうなると、便は非常に硬くなり排泄され難くなるのです。これが便秘の原因で、野菜の食物繊維を摂ればとるほど便秘がひどくなります。多くの人達、殊に野菜好きの女性に便秘が多いのもその為です。
 1万年前になり、野生動物を殆ど食べ尽してしまった為、野生動物を家畜として育てる為に農業を始めたのですが、この時以来我々人間も農作物を食べる様になり、癌をはじめとする色々な病気に悩まされる様になったのです。
 だから、崇高クリニックでは、30年前より断糖=肉食ダイエット=旧石器時代ダイエットを取り入れ、糖尿病をはじめとする色々な病気の克服に取り組んできたのです。

2013年12月10日火曜日

いつまで続く“コレステロール・動物脂肪”のえせ神話

1953年若くて野心に満ち溢れた生物学者 アンセル・キーが、当時では極めて斬新的な考えで、食事中の脂肪が多すぎは心臓疾患の原因になると云う理論を提唱したのです。この考えが現在でも、政治的・経済的な理由から広い支持を受けているのです。
 以前ロシアの研究者が、ウサギに大量のコレステロールを食べさせたところ、ウサギの動脈は心筋梗塞で死亡した人の動脈と同じようにコレステロールの塊で詰まっていました。しかし少し考えてみればおかしな話で、本来ウサギは草しか食べない動物で、草には勿論コレステロールは全く含まれていないのです。
 脂肪と心疾患の関連性を提唱した アンセル・キーでさえ、1977年に食物中のコレステロールと血液中のコレステロールにはなんらの関連性もないと云っています。
 それにもかかわらず、いまだに多くの医師・医療機関・マスコミは、アンセル・キー
の主張を垂れ流しているのです。
 アンセル・キーは色々な国の食生活すなわち脂肪消費量と心疾患に関するデータを集め、有名な”the Seven Countries Study”(7か国調査研究)と云う報告書を発表しています。しかしその時彼は22か国のデータを集めていたのですが、発表に使ったのは
都合のよい7か国のデータだけだったのです。もしも彼が22カ国すべてのデータを解析していれば、食物中の脂肪・コレステロールと心臓疾患の間には何の関係もない事が分かってしまうからです。
 現在では多くの研究者により、食事中の脂肪・コレステロールと血液中のそれらとは関係がない事が明らかになっているにもかかわらず、企業から利益を得ている学者達による誤った”神話”に騙されない様にして、健康を保ちましょう。

2013年8月5日月曜日

「野菜・果物を食べないとビタミン不足する」は真っ赤なウソ

 当院で治療を受けている患者さんの殆どが、「周囲の人から、野菜・果物を食べないとビタミンが不足して、身体を悪くする」と云われると嘆いています。この様な”ウソ”は医者の無知や政治・政策によるニセの宣伝による”洗脳”から来ていると考えてよいでしょう。
 すべての動物が生育し健康に過ごす為には、やはり色々なビタミンが必要でしょう。でも”トラ・ライオン・サメ・ワニ”などの動物は野菜も果物も食べていません。この様な事は何を意味しているでしょうか。すべての”ビタミン”はそれぞれの動物の身体の中で作られているからです。
 ビタミンは”補酵素”とも云われ、酵素の働きをミネラルとともに助けているのです。”補酵素”(一種の酵素)は、皆さんよくご存知の”消化酵素”と同じように自分自身の身体で作られています。食事毎に消化酵素を飲む必要がないのは、主にすい臓で作られているからです。
 ”ビタミン”をとる為と称して、野菜や果物を食べれば、身体に毒な”糖分”ばかりが入り、その結果身体が蝕まれる事になります。
 つまらない”ウソ”を信じて健康を害する様な事はやめましょう。

2013年5月15日水曜日

甘い飲み物とアルツハイマー病(痴呆症)

“肥満”・“糖尿病”が“アルツハイマー病”発症に関係する事は既に明らかとなっていますが、Ling Liらは食事内容は其の侭にして、高濃度の砂糖を加えた場合、“アルツハイマー病”の状態が悪くなるかどうかを調べたのです。成長すると“アルツハイマー病”様症状を呈する“遺伝的に操作したマウス”を用いて、普通の飼料に10%砂糖水を加えたところ、25週間後“砂糖水”を食えた“マウス”は加えない飼料マウスと比較して、約17%の体重増加、コレステロール増加、“インスリン抵抗性”―前糖尿病―が見られました。学習能力や脳機能テストで、砂糖水を加えたマウスでは“学習能力・記憶保持”が悪化しており、“アルツハイマー病”の脳に特徴的な“アミロイド蛋白”の蓄積が2倍になっていました。
 研究者達は、“精神機能障害”の悪化が、“高濃度砂糖”や“高カロリー”の結果か否かは分からないがと述べています。英国清涼飲料水協会のLi Bastoneは、此の結果は以前より云われている“肥満”と“アルツハイマー病”との関連と一致していると述べています。
 マウスが“アルツハイマー”様症状になる“砂糖水”の量を人間に換算すると、1日“ソーダー水”5缶になります。最もマウスのカロリー消費量は人間より多いので、もう少し少ない量になるでしょうが。
 現在米国及びEU諸国の“アルツハイマー病”患者数は、1,100万人いると言われ、2050年迄にその数は3倍になるであろうと云われています。過去5年間に、“肥満”や“糖尿病”・“高コレステロール血症”など“心臓病”の危険性を増す状態は、“アルツハイマー病”の危険性も増す事になるでしょう。昨年“アルツハイマー病”雑誌に、“肥満”と“アルツハイマー病”との間に強い関連性があると云う研究成果が発表された。“肥満”がひどくなる程また血中の“βアミロイド”濃度が高くなる程、“アルツハイマー”患者の脳に粘性蛋白が蓄積すると云われています。
 日本でも若年性アルツハイマー病患者が増加して来ていますが、そうならない為にも甘く品種改良された“野菜や果物”などは食べないようにしましょう。

2013年5月1日水曜日

“肉食ダイエット”と“癌”

「肉」ばかり沢山食べていると身体が酸性になり、『大腸ガン』になるなど
学問的根拠のない“作り話”に惑わされ、“マクロビオティック”食に走り、玄米・菜食で過ごした結果、“体力減退・低体温”・“糖尿病”・“ガン”などに悩まされている人達を多く見かけます。
 400万年前に我々人類の祖先が誕生して以来、野山に出掛け色々な動物を捕獲しそれ等を食べる事により進化発展を遂げて来たのです。確かに動物以外にも、草の実なども採取し多少は食べていたでしょうが、だからと言って食物の大部分は肉食で、よく言われる程雑食ではありません。遺伝子の99.8%は肉食用に設計されているのです。
 我々の身体はややアルカリ性で、水素イオン濃度(pH)が7.35~7.45の間に厳密に保たれる様に調整されています。この調整機能に大きく貢献しているのが呼吸で、“酸性”に傾けば呼吸を減らし炭酸ガスの働きでアルカリ性になる様にし、“アルカリ性”に傾けば酸素を取り入れ酸性になる様に働きます。肉を食べたからと言って、決して“酸性”にはなりません。
 米や芋など“糖質”の物は、エネルギー=カロリーとして使われずに余ると、
不完全燃焼を来たしその結果“乳酸”を生じ、身体は酸性となります。激しい運動をした後、筋肉が“こわばる”のは“乳酸”が溜まるからなのです。
 身体が“酸性”になると、酸素が細胞内に取り込まれなくなり“ガン”などの“変性疾患”を来たします。
 “エスキモー族”やアフリカの“マサイ族”の人達には、“ガン”など全くありませんが、彼等は略完全な“肉食”生活を送っています。また“肉食”が“ガン”の元凶であるならば、人類は今日の様に発展して来ていなかったでしょう。
 人類が大小の動物を絶滅状態になる迄取り尽くしてしまった為、約1万年前に牛などを家畜として育てる為の農業が始まったと考えられています。初期の頃は穀物などは余り食べていなかったので、“ガン”や“胃腸障害”など色々な病気は見られませんでした。19世紀になりヨーロッパで“産業革命”が起こり農業も機械化され、穀物の収穫量が飛躍的に増えたのです。その頃より“ガン”や“心筋梗塞”などの病気が発生する様になったのです。
 1,800年代半ばに有名な“シュバイツアー博士”がアフリカに診療所を開設し
病人の治療に当たっていましたが、“ガン”・“盲腸”などの病気は農産物を多く食べる白人にしか見られなかったと述べておられます。1,900年代始めアメリカ・ハーバード大学の医師であり人類学者の“ステファンソン博士”が約5年間エスキモー族の部落で彼等と同じ食べ物(肉食のみ)で生活しアメリカに住んでいる時よりも健康になった事を聞き、実証して見せる様奨められたのです。
そこで彼は色々な学者の監視下、ニューヨークのコロンビア大学付属ベルビュー病院で1年間“完全な肉食”生活を送ったのです。多くの学者は数週間で身体に変調を来たし“ギブアップ”するだろうと考えていたのですが、1年後むしろ健康になり周囲を驚かせました。また新田次郎著の“アラスカ物語”に登場するフランク安田は、20歳代より90歳までエスキモー族と共に肉食生活を送ったのです。
 逆に典型的な“菜食”である“南インド”の人達は、“ガン”を始めとする色々な病気の為短命なのです。“菜食”にすると“免疫力”が低下するので、幼児時代に死亡する事も多いです。日本でも“米所”の北国では“脳血管疾患”や“癌”
などの為短命ですが、沖縄の様に“肉食”の地方ではこれ等の疾患がなく長生きです。
2007年九州大学が“牛肉・豚肉”・“加工肉”・“動物脂肪”と“直腸ガン”の関係を調査しましたが、これ等の食べ物によって“癌”になる事はないと云う
結果を導き出しています。
 肉ばかり食べていると“ガン”になるなどの迷信に惑わされる事なく、むしろ玄米菜食は止め必要な栄養を全て含んでいる“肉”を食べる様にするべきでしょう。

2012年9月27日木曜日

「野菜」は諸悪の根源

 一般に「野菜」を食べないと”ビタミン不足”になると云われますが、この考えは何等医学的・科学的な根拠もない『うそ』・『作り話』にすぎません。どの動物でもすべての”ビタミン”を必要としていますが、「肉類」しか食べない『肉食動物』も数多くいます。ではその様な動物は、”ビタミン”をどこから得ているのでしょう。云うまでもなく、自分自身の身体で作っているのです。我々人間をはじめとして、皮膚はもちろんの事「口腔粘膜」・「消化管」・「膣」には色々な細菌が附着しています。人間の「小腸」・「大腸」には、400種類・100兆個の腸内細菌が腸管壁に附着して棲み付いています。400種類の「腸内細菌」には、我々の役にたっている「善玉菌」もあれば増えすぎると体に害を及ぼす「悪玉菌」もあります。「善玉菌」・「悪玉菌」のいずれも、「小腸」・「大腸」に入った食べ物を食べ成長するのですが、成長過程で「善玉菌」は”ビタミン”やその他の栄養素を作り、その栄養を腸管壁から血液中に吸収しているのです。「善玉菌」の餌は”魚介類”や”肉類”に含まれる「タンパク」・「脂肪」であり、「悪玉菌」の餌は”でんぷん”=”糖質”や”食物繊維”です。「野菜」の主な成分は”糖質”と”食物繊維”であるので、これらを食べると「悪玉菌」が増えます。
この様に食べ物は「小腸」で”お粥状”になるまで分解=消化され、その中の栄養になる物だけが体内に吸収され残った残渣は大腸まで運ばれ、そこで水分を減らして便の形にし、その後排便で体外に排泄するのです。 私達は”食物繊維”を消化し栄養に変える「消化酵素」を「胃」にも「小腸」にも持っていません。だから「野菜」を食べると、「小腸」で”お粥状”に出来ずそのままの状態で胃・小腸を通過し大腸にまで運ばれます。「大腸」には「消化酵素」が全くありませんから、排便する為に便をお粥状にするのはどの様にしているのでしょう。「大腸菌」の中の「悪玉菌」である色々な「腐敗・醗酵菌」=「イースト菌」=「カビ」が、”食物繊維”を「腐敗・発酵」し”お粥状”にします。「腐敗・発酵」によって出来た「毒素」や「毒ガス」が、体内に吸収され色々な障害が起きます。障害の中でも特に嫌なのが、「免疫障害」です。たとえば、『リウマチ』・『喘息』・『ループス』・『食物アレルギー』などです。
「カビ」は成長すると『もやし』の様な『根』を”腸管壁”に食い込ませ、その結果腸管壁が”ボロボロ”になり『潰瘍性大腸炎』などになります。”便”は普通では殆ど”無臭”ですが、「野菜」が発酵して出来る
「毒ガス」交じりの”便”は顔を背けたくなる様な”臭い”を発します。その事がよく分かるのが、「授乳中」の乳児の”便”には”悪臭”がありません。母乳は”血液”から作られるので、乳児の間は”肉食”だからです。また体内に取り込まれた「毒ガス」は、汗や口腔粘膜から体外に出ますから、ひどい”体臭”・”口臭”の元となります。
 「野菜」を食べる事によって増殖する「悪玉菌」がそれ以上増えないようにする為に、「大腸」にある”水分”を減らそうと身体は働きます。その結果”便”は異常に硬くなり、排便が困難となり”便秘”になります。「野菜」を食べれば”便秘”が解消すると云う話は、全くの”デタラメ”で食べれば食べるほど”便秘”はひどくなります。その証拠に世界中で日本人ほど「野菜」を沢山食べる民族はありませんが、多くの人達が”便秘”で苦しんでいます。また「野菜」には「解毒作用」があるなどと”デタラメ”がまことしやかに言われていますが、「大腸」には「解毒作用」はなく、「解毒作用」があるのは唯一「肝臓」だけです。色々な政治的な思惑に”だまされない”事です。

2012年9月6日木曜日

間違いだらけの「低糖質ダイエット」

 つい最近NHKで、「糖質制限ダイエット」の番組がありましたが、それまで絶対反対してきた『糖尿病学会』までもその効用を述べています。
 私達崇高クリニックでは、25年以上前に日本で初めて「断糖(糖質を完全カットする食事)を提唱したのです。当時は医療業界や世間一般から、狂った考えとして非難を浴びていたのです。それが最近になり、色々な大学までもが「低炭水化物食」とか「低糖質食」が身体に良いと云う様な事を叫び出したのです。しかしこの様な事を言い出した人達は、学問的な裏つけなしに云っているので、この様な食事をすればかえって身体を壊す結果になります。
 ”魚介類”や”肉類”には、必ず「動物脂肪」が入っています。”脂肪(または油)は、単独で食べれば吸収は制限されますが、「糖質」と一緒に食べればその分余計に吸収され、その結果『肥満』や『高脂血症』になります。
 さらに悪い事に、余計に吸収された「脂肪」や「コレステロール」に”糖”が結合し、「糖化脂質」や「糖化コレステロール」となってしまいます。「糖化コレステロール」は、血管壁に附着しやすく『動脈硬化』の原因となります。また、「糖化タンパク」や「糖化脂質」・「糖化コレステロール」は、”タンパク”や”脂質”・”コレステロール”そのままのものに比べ処理され難く、血液中にながく留まる為『高脂血症』や『高コレステロール血症』をまねく結果となります。
 当院を受診される患者さんの中には、誤った「低炭水化物食」を実行した為に、多少「血糖値」が下がったけれども「悪玉コレステロール」が非常に高くなって困っている方が圧倒的に多いです。
 間違った「低炭水化物食」を実行する位なら、むしろ昔のように”ご飯”・”味噌汁”・”野菜”に「目刺し」を何匹か食べているほうが余程ましです。以前は現在の様に「高脂血症」・「高コレステロール血症」が少なかったのはこの様な食べ方をしていたからでしょう。アメリカでも1960年までは『肥満』や『心筋梗塞』もそれ程いなかったのが、1970年代以降肉食中心の食生活ではなく、”肉食+炭水化物食”になってからです。
 決して根拠の無い「低炭水化物食」はやらない様にし、もしやるなら当クリニックが25年以上前から提唱し実行している『断糖食』=『徹底した炭水化物の排除』をやることです。

2012年7月21日土曜日

「低カロリーダイエット」だけでは痩せられない

 2012年6月27日のアメリカ医学協会雑誌に、減量およびその状態を持続して行くには、食事のカロリー量の制限ではなくて、カロリーを得る為の食材を考える事であると云う研究結果が発表されました。
 ハーバード大学付属小児病院のデービット・ルドウィッヒ博士は、減量効果を持続させるためには、
『炭水化物』や『脂肪』を制限するのではなく、これらの「質」を考える必要があると述べておられます。博士によると、一旦減量してしまうと『カロリー消費効率』が下がるので、減量効果を持続する事が大変難しくなるのだと云っておられます。
 21人の『肥満』または『過体重』青年男女を一旦減量(体重の10~15%)させた後、次の3種類のダイエットを試しました。食事の総カロリー量は皆同じですが、①総カロリーの60%を炭水化物、20%を脂肪、20%をタンパクから ②総カロリーの40%を炭水化物、40%を脂肪、40%をタンパク ③総カロリーの10%を炭水化物、60%を脂肪、30%をタンパクを4週間続行しました。
 その結果は、低脂肪ダイエットにすると、代謝(身体の働き)が最も低下したのです。それと同時に色々な病気にかかる割合も増えたのです。それに反して、低炭水化物ダイエットでは、代謝活性が高まり健康で病気になる率が減りました。
 結論から言えば、『動物脂肪』を一生懸命に減らす様に頑張れば余計に「肥満」になり病気になり易いと云うことです。気をつけましょう。

2012年4月25日水曜日

身体は”電気”で動いている

 我々の身体は、24時間電気で動いているのです。電気を使えば、必ず”熱”が発生します。たとえば、心臓・脳・胃腸・骨格筋などです。心臓や脳が正常に、電気が使われ動いているかを調べるのが、心電図であり脳波なのです。電気を使う事により発生する熱量を一般的にカロリーと呼んでいます。
 運動すればカロリーが消費されるとよく言われますが、寝ている時でも電気は使われており(心臓・脳・胃腸は24時間動いている)、むしろ睡眠中の方が電気が使われているのです。睡眠中に使われている電気量のことを、基礎代謝量(基礎エネルギー量)と云い、1日24時間で使われる量の約7割を占めています。
 さて、ではどの様にして電気が作られるか考えてみましょう。電気を作る(発電する)には、発電材料が必要です。一般的な発電材料としては、水力・火力・原子力などがありますが、我々の身体ではこの様な物は使う事が出来ません。やはり食べる物から得るしかありません。最も簡単に発電材料として使う事ができるのは”ブドウ糖”です。しかし、”ブドウ糖”から発電するのは、あまり効率が良くないのです。”ブドウ糖”を発電材料に加工するには、まず最初に”発酵”しなければなりません。発行が終わった段階から、発電材料として使われるのですが、発電効率が悪くなると”乳酸”に変換され肝臓に移され”ブドウ糖”に換えられるのですが、多くは”乳酸”として残るので、身体は酸性になります。一方、”脂肪”は初期加工なしで直接発電材料として使えるので、非常に効率の良い発電材料なのです。さらに、発電には酸素が絶対必要ですが、身体が酸性になると酸素が取り込まれなくなります(酸素の供給不足)。もし身体が酸性になると、癌が発症し易くなります。”ガン細胞”に充分な酸素を送り込んでやれば、”ガン細胞”は死んでしまいます(ワールブルグ効果)。
 よく”脳”は”ブドウ糖”がなければ働かないと言われますが、その様な事は決してありません。”ブドウ糖”から作られる電気エネルギーで動いているのは、”脳”全体のたった2%だけで、98%は”脂肪”から作られる電気エネルギーで動いているのです。”脳”重量の70%は、”脂”で出来ているのです。”心臓”が使う電気エネルギーも、”脂肪”から作られる電気で動いているのです。
 ”心筋梗塞”・”てんかん”・”うつ病”などは、”糖”=”炭水化物”をやめ”肉食”にすればよくなります。

2012年4月24日火曜日

食後高血糖を抑制する事の重要性

①糖尿病患者においては、動脈硬化性疾患がより早く生じ、重篤化しやすく、予後が悪いことが明らかにされています。糖尿病の罹病期間が長くなると網膜症、腎症、神経障害が現れますが、動脈硬化性疾患は罹病期間や血糖値の高さに比例し重症度が上がるのです。
②ヨーロッパでの調査研究によると、空腹時血糖が正常域近くても、経口ブドウ糖負荷試験後2時間における血糖値が高いほど、虚血性心疾患による死亡が多いことが報告され注目されています。
③これまでは細小血管障害との関連から、空腹時血糖値が重要視されてきましたが、食後血糖値に注目しないと動脈硬化は予防できないという警告がなされたことは非常に重要と考えられます。
④心筋梗塞に関して、フィンランドの調査研究で、もし糖尿病と心筋梗塞既往歴があれば、7年間で約半数が再発するなど、かなり高頻度であることがわかりました。
  実際に心筋梗塞で入院した患者の血糖値を調べてみると、約3割が糖尿病、約3割が境界型糖尿病でした。これまで糖尿病と診断されていない人達の7割近くが、境界型糖尿病であることもわかっています。
 糖尿病、高脂血症や高血圧もないのに心筋梗塞を起こした症例の約半数は境界型糖尿病であることがわかっています。
⑤早朝高血圧という様な一過性の血圧変動が血管内皮障害(血管の内側の壁の障害)を引き起こすと考えられているのと同様に、定常的な高血糖に加えて一過性の血糖値の上下変動による刺激も、血管内皮障害に強く関与すると考えられます。
⑥食後の急激な血糖値上昇を抑制する事の重要性が、最近の研究により指摘されるようになって来ていますが、運動やある種の薬剤だけでは食後の高血糖を抑える事は不可能です。血糖値を上げない様な食事に心がけましょう。

2012年4月23日月曜日

バンティングダイエット

 今から約25年前、はじめて”肉食”を中心とする『肉食ダイエット』をホームページに載せたのですが、その当時は話題になる事もありませんでした。ところが、最初に”清涼飲料水メーカー”が、”糖質”の悪さに気ずき”糖質ゼロ”製品を売り出したのです。その後徐々に”糖質”=”炭水化物”の害に関心がもたれるようになり、現在では”低炭水化物”・”タンパク質”ダイエットが流行のようになって来ています。
 でも低炭水化物・高タンパクダイエットを世界で初めて世に知らしめたのは、1800年代末にイギリス人の棺おけ職人であった”ウイリアム・バンティング”という人物で、現在でもヨーロッパでは『バンティングダイエット』として結構知れ渡っています。このダイエット法を取り入れたのが、有名な「アトキンスダイエット」なのです。
 バンティングは若い頃はスマートで健康だったのですが、中年頃より太り出し仕事にも支障を来たすようになったので、色々な医療機関を受診しダイエットに対するアドバイスをうけ、肉・乳製品を減らし野菜・果物などを中心とした”低カロリーダイエット”に励んだのですが、医師の指示に従えば従うほど肥満がひどくなり、終いには階段を降りるにも後ろ向きでなければ降りられなくなってしまいました。食べる量も減らして頑張ったのですが、終いには数歩歩くと息切れ・動機のため仕事場にも出掛けられなくなってしまったのです。
 ある時ヨーロッパの医学会議に出席し帰国したばかりの医師の診察を受けたのですが、その医師がドイツの学者から聞いたのだが、炭水化物を止め”肉食”にすれば痩せられると云う話であったとアドバイスを受けたのです。そこで彼はその医師の助言を取り入れ、”肉食ダイエット”を実行した所、たちまち体重が減りだし、3ヵ月後には正常体重となり健康を取り戻したのです。そこで彼は自分の経験を論文にまとめ医学雑誌に投稿したのですが、医師でもない素人が言っている事だとして掲載を断られたのです。ならばと云う事で、自費を投じ小冊子を無料で配布したのです。

2012年4月14日土曜日

『食欲について』

我々は健康を維持するためには、必要な養分(栄養素)を絶えず摂取して
いかなければなりません。身体を作りそれらが適正に働いてゆくために必要な養分とは、必須蛋白(アミノ酸)と必須脂肪(脂肪酸)の2種類のみであって「糖分」=「でんぷん」は不必要です。この2大栄養素がたっぷりあるのは動物のみで、“米・麦・芋・豆”など畑の物には殆ど含まれていません。だから健康な生活を送る為には、“魚介類・肉類”だけをお腹一杯食べる必要があるのです。ところが世間では“お肉”を満腹になる迄食べると、“肝臓”や“腎臓”に負担が掛かりかえって病気になるなどと云うとんどもない事がまことしやかに“神話”の如く語られています。“魚介類”や“肉類”は正しい食べ方をすれば食べ過ぎることなどありえません。
 生存して行く為に絶対的に必要な「本能」である『食欲』は、蛋白の素である“アミノ酸”と脂肪の素である“脂肪酸”の量により調整されるのです。必須アミノ酸の1つである“トリプトファン”から作られる「セロトニン」と云う信号を小腸および脳にある受容体(センサー=信号機、脳より小腸の方に遥かに多い信号機があります)が受け取ると“赤信号”になりそれ以上一口も食べられなくなります。ところが“糖分”を食べると信号機が狂い一時的に“赤信号”に変わるのですが、ニセ信号の為すぐに“緑信号”になり食欲が狂い食べすぎが起こります。また“糖分”でない“カロリーゼロ”の甘味料でもこれに似た事がおこり食べ過ぎてしまいます。
 “脂肪”の摂取量についても同じことが云えます。“脂肪分”が小腸に入ってくると、コレチストキニンという物質が分泌されますが、このホルモンが必要量分泌されると“むっと”してそれ以上の“脂分”は食べられなくなります。ただし、このホルモンは短時間しか作用せず、これだけだとまた直ぐに食べたくなります。“脂”が“脂肪細胞”に吸収されると、“脂肪細胞”からレプチンと云うホルモンが分泌されるのです。レプチンの働きは長時間に及ぶので満腹感が長続きするのです。レプチンは、肥満ネズミの遺伝子研究により発見されたホルモンです。脂肪細胞より分泌され、視床下部にある受容体に働きかけ強力な食欲抑制やエネルギー消費亢進をもたらします。だから“肥満”の原因は、レプチンの作用不足が重要な役割を果たしていると考えられています。レプチンまたはレプチン受容体が欠損すると、食欲をコントロール出来なくなりその結果肥満になります。色々な研究結果から、飢餓(24時間絶食)または低カロリーダイエットでレプチン産生が低下する事が示されています。
 “ステーキ”に甘いタレをつけ、ご飯と一緒に食べたり、ポテトや人参・コーンを添えて食べる様なことをすれば食べすぎが起こります。“塩”と胡椒で食べる事です。同じ事が、“うな重”・“にぎり寿司”・“ラーメン”などでも起こります。

2011年3月14日月曜日

女性が気になる”小じわ”

 若い女性に至るまで、非常に気にするのが、”目じりの小じわ”です。
 ”しわ”取りと云う”うそ”の宣伝で、 ”コラーゲン”入りの化粧品を盛んに売り出しています。この様な物を幾ら貌に塗っても、”しわ”がなくなるはずがありません。
 顔などの皮膚を作っている”タンパク”の約50%は、”コラーゲン繊維”なのです。本来”コラーゲン繊維”は”アミノ酸”が数珠”状の繋がった、一本の”紐”または”鎖”状の物です。この一本の”コラーゲン繊維”が、三本撚り合わさって出来ています。
 ”炭水化物”=”糖”が”コラーゲン”を作っている”タンパク”にくっつくと、”コラーゲン繊維”の弾力性が失われます。これが”しわ”の原因です。
 ”果物”や果物と間違うくらい甘く品種改良された”野菜”を食べていると、幾らでも”しわ”が出来てゆきます。

2010年10月30日土曜日

『世間の常識』は『非常識』

 世間では30種類以上の食品を食べないと、「栄養」が偏り健康が保てない等と云われています。この様な考えが現在では常識となっていますが、本当にそうでしょうか。
 我々の身体を構成している60兆個の「細胞」は、”タンパク”と”脂質”から作られているのです。これ等60兆個の「細胞」の約1割は、毎日旧くなったものは壊され新しい「細胞」が作られ入れ替えられています。この様な作業は、ビタミン・ミネラルの助けを借りて行われています。
 従って常に身体を正常で健康に保っておく為には、主として”タンパク”と”脂質”をしっかり食べなければなりません。”米・麦”・”野菜”・”果物”には、主要な「養分」は殆どと云ってよい程含まれていません。”タンパク”・”脂質”などの主要成分は、「動物」にしか含まれていないのです。たとえ”野菜”や”果物”を何十種類食べようが、”栄養”不足になります。
 ”肉類”・”魚介類”に比べ”米・麦製品”・”野菜類”・”果物類”の割合が多くなればなる程、”栄養不足”=”栄養失調”になり”免疫力”が低下し、色々な病気になり易くなります。
 ”肉類”・”魚介類”以外の食べ物はほんの少しにする様に心掛けましょう。間違った『世間常識』に惑わされないよう心掛けてください。

2010年10月5日火曜日

「低カロリーダイエット」ではやせられない

1933年イギリス・エディンバラにあるロイヤル病院で、カロリー量(800~2,700カロリー)に違いによる減量効果の調査研究が実施されました。1日平均減量効果は:
 ①高炭水化物・低脂肪ダイエット(現在広く認識されている)では、ー49グラム
 ②高炭水化物・低タンパクダイエットでは、ー122グラム
 ③低炭水化物・高たんぱくダイエットでは、-183グラム
 ④低炭水化物・高脂肪ダイエットでは、-205グラム
と云う結果が出ました。この研究調査を指導したリヨン博士及びダンロップ博士によると、上記の表の最も特徴的な事は、体重減少効果は食事に含まれる”炭水化物量”に逆比例する事であると述べておられます。
 1955年アメリカのアルバート・ペニントン博士も同様に、減量効果は食事中に含まれる物の中で血糖値を上げ易い物(炭水化物)の量に逆比例し、脂肪の減量効果は90%、タンパクでは40%であると述べておられます。博士がお勧めのダイエットは、カロリーは制限なしで炭水化物のものは食べない、高脂肪・中程度タンパク食です。
 アラン・ケクウイック博士とガストン・パワン博士が、ロンドンのミドルエセックス病院で行った同様の研究でも同じ結果が得られた事を発表しています。
 1959年ロンドン大学付属クウィーン・エリザベス病院でジョーン・ヤドキン博士が、アラン・ケクウイック博士の提唱するダイエット法の実証研究を行いました。”タンパク・脂肪”は制限なく、”炭水化物”は極端に少ないかゼロにするダイエット法が最も効果がある事を証明して見せました。
 この様な”医学的・科学的”な事実があるにもかかわらず、”低カロリー”で”野菜を多く食べるのが最良であると言う宣伝は政治的な洗脳以外の何物でもないと云う事です。一刻も早く間違った洗脳から解き放たれるべきでしょう。