2009年11月21日土曜日

あなたは『炭水化物』=『糖』中毒? それとも

 ほとんどの人が「脂」は肥ると考えていますが、本当でしょうか。『霜降り肉』の牛は「脂」なんか食べていません。「糖分」の多い『穀物』=『炭水化物』=『糖質』で育てると、「脂」の乗った『霜降り肉』が出来ます。『牧草飼育』の「オーストラリア牛」では「脂」はほとんど無く、”パサパサ”した肉になります。
 人間も同様で、「ご飯」・「うどん」・「パン」などの『穀類』や、「糖度」を上げ”甘く品種改良された『玉ねぎ』・『キャベツ』などの『野菜類』を食べれば、”牛”と同様に”肥満”になり又”糖尿病”・”高血圧”・”ガン”の様な「生活習慣病」を引き起こすのです。
 ところが、”うどん”・”パン”・”ケーキ”をはじめ甘い”野菜”・”果物”などの『炭水化物』は「口当たり」が良く、一時的な”満足感”が得られる為なかなか止められなくなります。所謂『麻薬』の様な『習慣性』=『中毒症状』が起こります。
 あなたは『炭水化物中毒』ではありませんか。次の項目の何れかに当てはまれば『炭水化物中毒』の可能性が考えられます。本当の「病気」になる前に何とか努力して止める様にしましょう。
 ①午後になると、”疲れた感じ”や”空腹感”を感じることがある。
 ②”食後”に”脱力感”や”無気力感”に襲われることがある。
 ③”ケーキ”・”クッキー”や”甘い果物”を食べだすと止められなくなる。
 ④”イライラ”した時何かを”口”にしたくなる。
 ⑤”ケーキ”・”クッキー”・”果物”などなしでは過ごせない。
 ⑥ついつい”食べすぎ”てしまう。
 ⑦”おかき”・”ケーキ”・”お好み焼き”などの『炭水化物』をよく食べる。
 ⑧”余り食べない”のに”太って”いる。

2009年11月5日木曜日

『炭水化物』=『糖質』の『副作用』=『害』

 40年以前の生活様式と現在の生活様式では、それまでの”襖”・”障子”・”木の雨戸”から”ガラス戸”・”アルミサッシ”へと「建築」も変り、「暖房」も”火鉢”・”炬燵”・”湯たんぽ”から”エアーコン”へと様変りしています。その為以前は『体内暖房』用の燃料として、初秋から春先にかけて沢山の”米”や”野菜”などの『炭水化物』を食べる必要があり、また余って”体脂肪”として貯まる事も無かったのです。
 にも拘らず以前と同じ様な食生活をすれば、当然余ったりして「肥満」や「糖尿病」などの障害が起きてしまいます。この様に殆ど食べてはいけないのに『炭水化物』を食べる事による「副作用」=「害」としては、次のような結果を招きます。ーーNancy Appleton博士著、"Suicide by Sugar" 2009年から引用したものです。
 ①卵巣がん、胃・十二指腸潰瘍、胃癌、肝臓癌・胆道癌、大腸癌、肺癌、前立腺癌、乳癌、喉頭癌、   子宮癌、腎臓癌など
 ②学習障害・学習能力低下、うつ、注意欠如性多動症、軽度記憶障害、怒り・神経質・易疲労、反社  会的行動、アルツハイマー・パーキンソン、偏頭痛、統合失調症などの脳神経症状
 ③中性脂肪増加、悪玉コレステロール増加、善玉コレステロール低下、脂肪肝、動脈硬化など
 ④関節炎  ⑤虫歯・歯肉炎  ⑥痔  ⑦静脈瘤  ⑧骨粗しょう症  ⑨白内障  ⑩湿疹・アトピ  ー性皮膚炎  ⑪にきび  ⑫痛風・高尿酸血症  ⑬喘息  
 ⑭過敏性大腸炎  ⑮便秘・軟便・下痢  
 等の多種な副作用が起こります。
 最近の”甘い(糖度の高い)野菜”や”果物”は絶対避けるべきです。

2009年11月4日水曜日

「たまご」と「脳」の働き

 ”たまご”には、『レシチン』と呼ばれる「脂質」が多く含まれています。
 『レシチン』は脳(神経伝達)の働きを良くする『アセチルコリン』の材料となるのです。その他最近の研究では、「動脈硬化」を引き起こす真の原因物質は「コレステロール」ではなく、むしろ『ホモシステイン』と言う物質である事が判ってきました。
 ”たまご”に含まれる『レシチン』は、『ホモシステイン』の過剰な蓄積を防ぎ、その結果「動脈硬化」を予防する事が出来るのです。
 『レシチン』は脳内で”アセチルコリン”に変化し、”脳神経細胞”間の連絡をスムーズにする結果”脳”の働きが良くなるのです。昔から”二日酔い”をしない為には”たまご”料理を食べると良いと云われているのはこの様な理由からです。
 『レシチン』には”コレステロール”を下げる働きや、肝臓を良くする働きもあります。
 ”たまご”を食べると”コレステロール”が増えると云う「おとぎ話」に惑わされない様にしましょう。