2009年11月4日水曜日

「たまご」と「脳」の働き

 ”たまご”には、『レシチン』と呼ばれる「脂質」が多く含まれています。
 『レシチン』は脳(神経伝達)の働きを良くする『アセチルコリン』の材料となるのです。その他最近の研究では、「動脈硬化」を引き起こす真の原因物質は「コレステロール」ではなく、むしろ『ホモシステイン』と言う物質である事が判ってきました。
 ”たまご”に含まれる『レシチン』は、『ホモシステイン』の過剰な蓄積を防ぎ、その結果「動脈硬化」を予防する事が出来るのです。
 『レシチン』は脳内で”アセチルコリン”に変化し、”脳神経細胞”間の連絡をスムーズにする結果”脳”の働きが良くなるのです。昔から”二日酔い”をしない為には”たまご”料理を食べると良いと云われているのはこの様な理由からです。
 『レシチン』には”コレステロール”を下げる働きや、肝臓を良くする働きもあります。
 ”たまご”を食べると”コレステロール”が増えると云う「おとぎ話」に惑わされない様にしましょう。