2009年10月29日木曜日

「炭水化物(糖質)」と「食欲」

 ”ご飯・麺・パン”などの”穀類”や”野菜・果物”の主な成分は「炭水化物=糖質」で、この様な食べ物を食べると一時的に「セロトニン(必須アミノ酸から作られる)」と呼ばれる”脳内神経物質”が分泌され、〖安心感・満足感〗が得られますが長続きしないので止められなくなり”食べすぎ”が起こるのです。
”ケーキ・チョコレート”や”甘く煮た霜降り肉・ウナギの蒲焼など”の「炭水化物=糖質+脂質」を食べると『快感・快楽』をもたらす『脳内麻薬』である『ベータエンドルフィン』が出されるので病み付きになり”中毒”になります。
 ところが「魚・かに・えび」などの海産物や「鶏肉・豚肉・牛肉」などの肉類では、「タンパク+脂質」が主な成分で”糖質”は殆どありません。「脂質」を食べると『コレシストキニン』という”食欲抑制ホルモン”
が出るので、”炭水化物=糖質”と一緒にしない限りた”食べすぎ”は起こりません。たとえば、少し”脂
っ濃い”魚などを食べると”ムッ”とします。
 多くの人達が”肉”と言えば”牛肉”と考えられる様ですが、私がお勧めしている『肉食健康ダイエット』
では”鶏肉・豚肉・牛肉”や”魚・かに・えび・貝”を”野菜”や”ごはん”などの”炭水化物”と一緒に食べない様にする事です。この様にすれば絶対に”食べすぎ”は起こりません。
 典型的な『日本料理』である『会席料理』では、”野菜”はほんの口直しであり、”ご飯”や”果物”は最後に『デザート』として一口・二口食べるのが普通です。