2016年6月23日木曜日

癌治療について

 クリニックではケトンダイエット(断糖で肉食)を中心とし、身体をアルカリ性に保つ為に色々なミネラル(マグネシウム・カリウム、亜鉛・カルシウム・セシウムやセレニウムなど)を服用し、遠赤外線サウナに入ったりして免疫力を高める他、“抗がん剤の副作用を限りなく0%にし、治療効果を100%発揮するDMSOを併用する補完療法”を取り入れています。
 DMSO(ジメチル・スルフォキサイド)とは、製紙原料になる木材パルプを生産する際に出来る副産物です。1866年ロシアの科学者アレキサンダー・ザイツェフにより見つけ出されました。この物質が医学の分野で注目を浴びる様になったのは、1960年代の初め頃オレゴン健康医科大学のスタンレイ・ヤコブ博士が、DMSOは容易に皮膚および臓器粘膜を傷つけることなく透過する働きを持ち、尚且つ臓器を凍結から守れる事を見出してからです。
 さらに博士は非常に難治な間質性膀胱炎に対し、下腹部にDMSOを塗布したり膀胱内にカテーテルを使って注入し治癒させる事に成功しています。これ等の結果を見て、1987年になり米国食品医薬品局(米国厚生省)もDMSOを間質性膀胱炎の治療に限定して使用する許可を与えました。
 またクローン病で耐え難い不快感に悩ませられる増悪期に、単にDMSOを下腹部に塗布するだけで症状が治まる事も証明されています。
 R.Webster Kehrは動物を使った研究で、DMSOは健康な細胞には影響を与えず癌細胞にだけ作用する事を見出しました。DMSOと抗がん剤を併用して癌治療を行っている医師がいますが、この場合は抗がん剤による副作用も全くなく、しかも抗がん剤の効果がほぼ100%得る事が出来るので、抗がん剤の使用量が少なくて済みます。DMSOは癌細胞膜にのみ作用し、膜の透過性を高め抗がん剤が細胞内に入り易くするからです。