2010年6月15日火曜日

神話:『菜食』=『粗食』は健康・長生きの秘訣

 『肉』は控えて『菜食中心』の食事をすれば、健康で長生き出来ると云う、科学的な根拠もない神話が、まことしやかに云われています。
 もしこの様な「神話」が本当だとすると、宗教的(ヒンヅー教)な制約から止むを得ず『菜食』生活を送っている南インドの人達が世界でも最も早死になのに対し説明が付きません。子供の成長は遅く病弱で、
成人でも筋肉は細くやせ細っています。「がん」やその他色々な病気で長寿を全うできないのです。動物性の食事と違い、『菜食』では身体の成長や健康維持の為に必要な「タンパク」=「アミノ酸」や「脂肪」・「コレステロール」が含まれていないからです。
 一方「肉」や「内臓」等だけを食べている、”エスキモー”や”アフリカ・マサイ”・”ラップ”の人達は、身長も高く、骨格も”ガッチリ”していて、「心・脳血管疾患」・「動脈硬化」・「糖尿病」や「ガン」など全くと言ってよい程健康で長寿です。日本で言えば、かっての沖縄の人達の様に。
 「ガン」や「心筋梗塞」などの病気は、20世紀に入り『農作物』を食べる様になって初めて出て来たのです。
 タイトルの様な「神話」は、政治が作り出したものです。