2009年4月22日水曜日

健康な食事は学習能力を向上させる

 “学習能力”にとって、“栄養”は大切なものであるのか。一言で言えば、“イエス”です。毎日“朝食”を摂っている子供は“朝食”を摂らない子供に比べ、“学習能力”は優れ、“行動”も良く“多動”ではない事が研究より分かっています。“朝食”時に血糖値を急上昇させる“糖分”の多い物を食べている子供は、“昼食”時により沢山の食事を摂る事も研究で示されました。
 ではどの様な“朝食”が良いのでしょうか。一つの良い例として、“卵”1個と“トースト”に“バター”を塗った“全粒粉パン―ふすまパンの様な物”と“コップ1杯”の“牛乳”があります。“豆腐”・“赤身肉”や“全粒粉シリアル”等も良い選択でしょう。“タンパク”や“全粒粉”に含まれる“食物繊維”は、お腹が空かず昼食まで十分もつ事が出来るからです。どうしても“昼食”時まで“お腹”が空いて困るなら、全粒粉で作られた“クラッカー”や“チーズ”を食べさせるとよいでしょう。
 アメリカの大部分の学校では、子供達に“健康”な食事を提供するよう努力しています。然し多くの学校では、“カフェテリア”で“ファーストフード”や“脂まみれの”ピザ”・“フライドポテト”等が提供されているのです。ウィスコンシン州の或る高校で、今迄提供されていた“栄養価”の少ない“貧しい”昼食を、“新鮮で健康”な食事と“水”に変更した所、生徒の“行動”が良くなり“無断不登校”が無くなったそうです。“健康的な昼食”で生徒の“頭脳”は明晰となり、午後の授業がし易くなりました。学校の食事を“健康”な物に変更させるのには相当の努力を必要としますが、子供達に“栄養豊富”な食事をする事の大切さを教え、子供達に“栄養たっぷり”の“弁当”を持たせるのがよいでしょう。
 “朝食”・“昼食”に幾ら“栄養豊富”な食事を与えていても、放課後“予習・復習”を始める前に“スナック”等の炭水化物を与えれば折角の努力も水の泡となるので、“チーズ”の様な蛋白質の軽食を与えるのがよいでしょう。オックスフォード大学の研究によると、血糖値を上昇させる様な“糖質”の物を与えれば、暫くして余計に空腹を訴える様になり記憶力や計算能力が低下するそうです。

2009年4月2日木曜日

ミネラルとは?

“動物”や“植物”に含まれる、炭素・水素・窒素・酸素以外に生体にとって欠かせない“鉱物質”の事です。厚生労働省によって 12 成分(亜鉛・カリウム・カルシウム・クロム・セレン・鉄・銅・ナトリウム・マグネシウム・マンガン・ヨウ素・リン)が示されており、食品の栄養表示基準となっています。私達の身体には約4%のミネラルがあり、“骨や歯の成分”として、また“血液や体液”の“酸性・アルカリ性”を平行に保ち常に“中性”になる様にしたり、“神経”や“筋肉”が正常に働く様にしています。
 通常どの水にも色々な“ミネラル”が含まれていますが、日本は“火山帯”である為、“カルシウム”や“マグネシウム”が少ないのです。かと言って“ミネラルウォーター”を買ってまで飲む必要はありません。日本人は“海の魚”を良く食べますが、“海洋深層水”ではありませんが“海水”には十分の“ミネラル”が含まれているので、“海の魚”を食べている限り“ミネラル”不足になる事はありません。

2009年4月1日水曜日

“脂”についての間違った考え

“脂物”や“油濃い物”を食べると、“コレステロール”が溜まったり“太ったり”
すると思っている人が殆どです。でも此の考えは全く間違っているのです。
 “体脂肪”や“コレステロール”は食べ物の脂肪から出来るのではなく、“穀物・果物・野菜”等の“炭水化物”が肝臓や内臓脂肪などの脂肪組織で“脂肪”に作り変えられ貯められるのです。“作り変える”働きを助けるのが“インスリン”で、それ故“インスリン”を“貯蔵ホルモン”と呼んでいる学者もいます。云わば“脂肪”は緊急時の際の“非常食”です。
 ウエストの大きい“牛・馬・ゴリラ”等は“草”や“果物”しか食べません。ウエストの細い“ライオン・虎”等は“鹿”や“牛”の脂だらけの“内臓”を食べています。
脂の乗った“トロ豚”にする為に、“バウムクーヘン”を食べさせるそうです。
 ウエストを細くしようと思えば、“米・麦・果物・野菜”を食べず、“魚・肉”を食べる様にしましょう。