何故血圧が上がるのでしょう。それは身体が活発に活動する為には、身体の隅々に迄“酸素”を運んで行かなければならないからです。その為“心臓”は、力強い収縮運動を繰り返すのです。
この様な時、血管が細く―悪玉コレステロールが血管壁の下に潜り込む―なっていたり、硬く―血管が古くなる―なっていたりすると、血液を流す為に大変な力が必要になります。
血液中に“糖”が沢山あると、“糖”に水が着き血液量が増えます。“糖”は尿から排泄する事が出来ず、増量した血液を運ぶ為に力が加わり血圧が上がります。もし“糖”を尿中に排泄する事が出来れば、“糖尿病”になる事はないでしょう。
一方“塩分”の取り過ぎで“血圧”が上がると言いますが、摂り過ぎた“塩分”は水で薄められ尿中に排泄する事が出来るので心臓に負担が掛からず血圧を上げる事はないのです。最近の食品は何れも、“低塩”・“減塩”にも拘らず“高血圧”患者が減らないのは、血圧と塩分は関係ないと云う証拠でしょう。
血圧を正常に保つ為には、“穀類・果物類・野菜類”などの“炭水化物”を極力減らす様にする事です。