2009年9月29日火曜日

『肉食健康ダイエット』の正当性

 『肉食健康ダイエット』は私が独自に考え出したものではなく、1850年代以降色々な医師・科学者により実証されている事実なのです。
 1862年英国人医師ハーベイ博士が、超肥満の棺職人ウイリアム・バンティングを”炭水化物”抜きの「肉食ダイエット」により1年で25kgの減量させた事が始まりです。その後医師であり人類学者のステファンソン博士が、15年間文明社会から孤立したエスキモー部族の村で彼等と全く同様の生活を送ったのですが、その間自分を始め誰一人として現在の”文明社会”にみられる「ガン」を始めとする病気が見られなかった事実を、『ガン・文明病』と題する書物にまとめ1960年に発表しています。彼は同時に”現代社会”に多く見られる、「うつ」などの精神の不均衡状態も見られなかったと述べています。
 1920年代に入りステファンソン博士とルッツ博士(医師・人類学者・探検家)が、ニューヨークの有名病院で、科学者・医師・マスコミの監視の下で約3ヶ月間、エスキモーの人達と同様な完全な「肉食ダイエット」を実行し、その間ビタミン不足やその他何等の以上も起きなかった事を証明して見せたのです。
 この様に数多くの証明が有るにもかかわらず広く一般に行き渡らないのには訳があるのです。アメリカ農業・食糧委員会の議長を務めるマックガバーン委員長が、自分達の主張が通りやすくする為、炭水化物を多く摂る食事に賛成する医師特にアンセル・キイ博士を味方にしたのです。
 何れの国も政府の考えに従わせる為に、色々と”洗脳”工作を行います。
 どちらの主張を取り入れるかは各人の自由ですが、よく見極めるようにする事が大切です。