2009年9月16日水曜日

生活習慣病について

高血圧・高脂血症・肥満・糖尿・ガンなどの病気を”生活習慣病”と呼んでいます。
 生活習慣とは、生活スタイル及び食習慣の総称ですが、食習慣の方は明治時代からほとんど変らずに来ています。ご飯・野菜・鶏肉・卵が食べられていましたが、現在の米・野菜は品種改良により昔の物と比べ非常に甘くなった(糖度が上がっている)ことです。
 一方生活スタイルは一変し、”障子・ふすま・木の雨戸”で冬の寒さをしのぎ、火鉢・炬燵・囲炉裏”で
身体を温めていたのが、現在では”アルミサッシ・ガラス”や”木製扉”で寒さを防ぎ、”エアーコン・石油ストーブ”が普及し又”衣服類”も軽くて保温効果に優れているため、以前の様に”米や野菜類”等の”炭水化物”を燃料とし自らの力で身体を温める必要がなくなったのです。
 その結果燃料となる”炭水化物”=”糖質”が余り、体脂肪として身体のアチコチに貯まり肥満を始めとする生活習慣病が急増し大きな社会問題となっています。
 上にも述べた様に生活習慣病は、生活全般とくに食生活を見直さなければ”薬”では治りません。
 まず実行するべき事は、体脂肪として余る程の”米・野菜”などの炭水化物=糖質を極端に減らすか
やめてしまう事です。