2009年9月13日日曜日

肉食健康ダイエット

①肉食ダイエットをすれば何故痩せられるのか。
 ご飯や野菜などの炭水化物は、インスリンホルモンの働きにより脂肪に変えられ、体脂肪として蓄えられるのですが、これ等を食べなければ、蓄えられている体脂肪をカロリーに変えて使うようになるので痩せられるのです(ケトンダイエット)。
 肉や魚を消化するためには、沢山のカロリーを必要とする(消化性カロリー)ので一層痩せ易くなります(豚汁を食べると身体が温まるのはその為)。
 脳や心臓などのエネルギ(カロリー)を、糖質から脂質に代えてやれば、一層元気になり働きが正常化する(現在アメリカでは、重症小児てんかんの治療にケトンダイエットが用いられています)。
 
②肉食ダイエットをすれば何故肥らないのか。
 カバやゾウのように炭水化物を主体とする草食動物はいずれも肥満体ですが、ライオンやトラの様な肉食動物はみな筋肉質です。
 
③どの動物も自分の身体で全てのビタミンを作れるので、ビタミン不足や偏りはおこりません。
 皆が心配するビタミンCも、人間や一部の霊長類を除く全ての動物は自身の身体で作るので肉類を食べている限り心配は要りません。特にレバーには沢山含まれています。

④タンパク質を食べ過ぎると、肝臓や腎臓に負担をかけると心配する人がいますが、肉や魚には脂肪が含まれており、この脂肪から食欲を抑えるホルモンが出て食べすぎない様になるので心配ありません。“脂っ濃い食べ物”は“むっつ”とするでしょう。
 
⑤ご飯や野菜・果物などの糖質は、脳の働きを狂わすので食べすぎが起こります。“別腹”といってケーキ類を食べるのもこの為です。
 
⑥バナナダイエットやおからダイエット・菜食中心ダイエットのような低カロリーダイエットは永続きしないばかりか、かえって肥るだけです。
  
詳しくは、〖肉食健康ダイエット〗荒木 裕著 草思社 をお読み下さい。