2009年2月20日金曜日

卵とコレステロール

 “たまご”を食べると“コレステロール”が増えるとよく言われますが、これは全くの“ウソ”。
 約100年前ロシアの学者が、草食動物の“ウサギ”に食べさせた結果、“コレステロール”が増えた事から言われた事です。“コレステロール”を全く含まない草を食べる“ウサギ”には、処理能力などありません。日本でも約30年前、1日10個の“卵”を食べる実験が行われましたが、“血液コレステロール”値に殆ど変化が見られませんでした。
 我々の身体では日夜肝臓で“コレステロール”を合成しており、足りない分だけを食事から取り入れているのです。血液中に存在する“コレステロール”のうち、1/4約20%だけが食事から吸収されるのです。沢山食べたからと言って全て吸収されるわけでありません。
 研究の結果“たまご”は“悪玉コレステロール”を下げる働きが有る事が明らかになっています。“アルコール”による害も防ぎます。安心して“たまご”を食べましょう。