2009年2月10日火曜日

“ケーキ・菓子”や“果物”が止められない理由

 一旦“甘い物”を口にすると、なかなか止められなくなるものです。何故でしょう。
私達の“脳”には、“無数の神経”が張り巡らされています。此れ等の“神経”の連絡を取り合っている“化学物質”が有ります。此れを“脳内神経伝達物質”と呼んでいます。何種類も有りますが、その中に“セロトニン”・“ドーパミン”・“ノルアドレナリン”・“エンドルフィン”と云う物質があります。
 その中でも“エンドルフィン”は、“麻薬”と同じ様な働きをします。“痛み”を和らげたり、“気分爽快”にする働きです。此の物質は、“チョコレート”や“ケーキ”等によって働きが刺激されるのです。ですから、この様な物を食べると“気持ちよく・幸せ”になるのです。また“疲れ”や“身体のだるさ”が楽になります。だから止められないのです。
 その上、この様な働きは短時間で、暫くすると効果が無くなるので又食べたくなります。また“痛み止め”等の“薬”や“麻薬”と同様“慣れ”が起き、段々“量”が増えて行きます。“太る”と心配しながら、止められず沢山食べる様になってしまいます。
 勇気を持って1~2年辛抱すれば必ず止められます。頑張りましょう。