2010年1月25日月曜日

間違った『脂肪神話』

 ”牛肉”や”ラード=豚の脂”などの『動物性脂肪』をたべると、「肥満」や「心筋梗塞」になると一般世間では言われています。でも”この様な考え”は完全に間違っています。
 現在アメリカでは成人の4人に3人が「肥満」であると云われていますが、一方フランスではアメリカ人のように「肥満」の人は多くありません。
 アメリカでは50年前より牛肉は脂肪が多いので極力食べる事を控え、その代わりに”全粒粉・野菜・果物”を多く摂る様に政府が先頭になって奨めて来ました。その結果はどの様になったでしょうか。「肥満」・「糖尿病」・「心筋梗塞」・「ガン」などの病気が急増したのです。
 それに反してフランスの人達は、『動物脂肪』の塊の様な「フォアグラ」=「脂肪肝」や「チーズ」・「脂の多い内臓肉」を好んで食べ、さらに「赤ワイン」を飲んでいるにも拘らずアメリカの様に「肥満」や「糖尿病」は多くないのです。
 『動物性脂肪』は「がん予防」の為には絶対的に必要な物です。ただし食べ過ぎない限りです。「霜降り肉」や「皮付きの鶏肉」などを「砂糖」や「味りん」で味付けしたり、「ご飯」や「野菜」などの糖分と一緒に食べれば「食べすぎ」が起こります。「玄米」は身体によいと言う様な”非科学的”な噂に惑わされないようにしましょう。
 『新鮮な野菜』や『果物』は身体によいと云うのも何等の根拠もなく、『牛肉』・『豚肉』などを控えるようになった為『大腸ガン』や『肺癌』が益々増えて来ているのです。アメリカでは『喫煙率』は減少しているのに、『肺癌』が急速に増えているのです。