2009年9月21日月曜日

〖低カロリーダイエット〗神話

 食事を”低カロリー”にすれば痩せられ、血液脂肪も下がると云う誤った”神話”がまかり通っています。
 私たちが良く知っている〖低カロリーダイエット〗の代表が、「力士」(相撲取り)が食べている〖ちゃんこ鍋〗です。野菜類とご飯が主体で確かにカロリーは低いでしょう。彼らは激しい運動で大量のカロリーを消費するので、消費したカロリー分を補う為に沢山食べます。
 その結果はどうなるでしょう。野菜類やご飯は、脂肪がないので確かにカロリーは低いかも知れません。脂肪の他我々の身体に絶対必要なタンパクも非常に少ないのです。多いのは糖質と繊維質です。
糖質はインスリンホルモンの働きで一旦脂肪の変換され、体脂肪として蓄えられます。「力士」の体型です。特に内臓に貯められるので、お腹が出っ張ってきます。それでも余れば血液中に、中性脂肪やコレステロールとして蓄えられるのです。
 一般的な人達では、〖低カロリーダイエット〗にすれば、消費カロリーを減らす為に身体を動かす(活動量)事をやめ、体温を下げます。その結果免疫力が低下し、風邪や色々な病気に罹り易くなります。
 ”魚介類”や”肉類”は脂肪がある為確かに”カロリー”は高いかもしれませんが、脂肪があるため、必要量以上は食べられません。脂肪は食欲を抑える働きがある為です。”脂濃い”物を食べればすぐに
”ムッツ”とするのはその為です。
 魚介類・肉類には、絶対必要な”ビタミン類”・”ミネラル類”を全て充分に入っています。
 間違った〖カロリー神話〗にだまされない様にしましょう。