2009年5月18日月曜日

食の欧米化

 医療関係者達が新聞・テレビ等のマスコミで、“高血圧・高脂血症・痛風”などの“生活習慣=メタボ”の増加は、“牛肉”の食べ過ぎの様な“食の欧米化”による等と云っていますが、本当でしょうか。
 人口1億3千万人の日本で1年間に食べられる“牛”の数は約400万頭、一方人口2億3千万人の米国では年間約4,000万頭の“牛”が食に供されているのです。日本人は鎌倉時代より、農耕用の牛を食べており、“牛肉”を食べる習慣は欧米より古いかもしれません。
 “有機肥料”を使用する様になったのは最近で、それ以前は“人糞”を使っていた為“米”や“野菜”の収穫量は多くありませんでした。“鶏肉”や“魚類=川・池”を中心に食べ、“米”や“野菜”などは“秋”から“春先”に掛け多く食べられていたのです。“餅”や“いも・人参・大根”等は“秋祭り”にお供え物として、神に捧げそれを食べていたのです。
 “農産物”を多く食べる北方の寒い地方では“脳溢血”・“胃がん”等の病気が多く、南の暖かい地方では“魚”等を多く食べるのでこの様な病気が少ないのです。長寿が多いのも“魚”を多く食べる南方(沖縄・鹿児島など)の地域です。
 マスコミ等で言われる事を、鵜呑みにしない様にしましょう。