2010年5月14日金曜日

『肉食』の大切さを示した「実話」

 「アンデス山脈の奇跡の生還者」の実話にもとずいた映画「生きてこそ」が、『肉食』の大切さを如実」に物語っています。
 1972年10月13日ウルグアイ空軍機がアンデス山頂付近に墜落したのです。乗員・乗客45名の内生き残ったのは20数名でした。
 墜落現場は雪に閉ざされ、高地であるので植物などは一切ありません。墜落から4日目に飛行機の残骸の所に行ってみると僅かな食糧が見つかりました。9日目になると食糧不足の為生存者達は極度に衰弱し、死の一歩手前の状態になったのです。そこで乗客の中にの医学生が、「生き延びる為には、蛋白質が必要だ」と主張し、雪の中に埋まっている「死体」を食べる事を提案したのです。この提案に対して異論も出ましたが、真剣に話し合った結果、「死体」を食べる事に決めたのですが、或る者は「死体」から切り出した肉を火であぶって食べようとしたのです。その時医学生が「調理する間に栄養分が無くなってしまうので、一番良いのは生で食べる事だ」と皆を説得しました。
 墜落から2週間後、いかに説得してもどうしても「死体から切り出した肉」を食べられなかった何人かの人達は衰弱して死んでいったのです。この時点で生存者は27名になっていました。17日目には更に9名が死にました。
 墜落から1ヶ月と3週間後、医学生が「脳にはミネラルが豊富に含まれている」と説明し、雪の中に残された「死体」から脳を取り出して食べたのです。こうして遭難から2ヶ月と10日後、16名の生存者が救助されたのです。
 この話からも分かる様に、『野菜』や『果物』・『穀類』を食べなくても、ビタミン・ミネラル不足で病気になる心配はないのです。むしろ「ミネラル」・「ビタミン」が極端に少なくなり「糖分」だけが多い、『野菜』や『果物』は生活習慣病の元凶です。